【図解あり】車庫証明の取り方をやさしく解説!必要書類・費用・所要日数まで完全ガイド

車庫証明ってなに?どんなときに必要?

車庫証明(正式には「自動車保管場所証明書」)とは、
「この車をここに保管します」と、あらかじめ警察に届け出るための書類です。

主に普通車(軽自動車以外)を登録・購入・名義変更する際に必要となる書類で、
申請は車を使用する住所を管轄する警察署で行います。

💡補足メモ
 軽自動車の車庫証明は、地域によって必要・不要が異なります。


🚗なぜ必要?

車を保有するには、「ちゃんと駐車スペースが確保されているよ」と証明する必要があるためです。
無理な路上駐車や放置を防ぐため、都市部を中心に義務づけられています。


🚗軽自動車の場合は?

地域によっては軽自動車に車庫証明が不要な場合もありますが、
一部地域(東京都の一部・大阪・名古屋など)では軽自動車でも必要な場合があります。

車庫証明が必要になるケース一覧

車庫証明が必要になるケースは、以下のような状況が主になります。

  • 普通車(軽自動車以外)を新しく購入したとき
  • 引っ越して住所が変わったとき
  • 他人から車を譲り受けて名義変更をする場合
  • 車の使用者が変更になるとき
  • ナンバーを変える必要があるとき(他府県への転居など)

いずれの場合も、原則として車を使用する場所の住所を管轄する警察署に申請を行います。


🟨注意ポイント!

一部の地域では軽自動車でも車庫証明が必要です。
特に、東京23区・大阪市・名古屋市などの都市部では適用されるケースがあります。

「うちは軽だから必要ないよね?」と油断せず、必ずお住まいの都道府県警のHPなどで確認するようにしましょう。

必要書類まとめ(自認書・承諾書など)

車庫証明の申請には、主に次のような書類が必要になります。


📄【主な提出書類】

  • 自動車保管場所証明申請書(正副2通)
  • 保管場所の所在図・配置図
  • 自認書または使用承諾書(どちらか一方)

※地域によって異なります。


📝【自認書とは?】
駐車スペースが自分名義の土地・建物である場合に使います。
「私はこの場所に車を保管します」という意思表示の書面です。

📝【使用承諾書とは?】
月極駐車場や借地など、他人の所有地を借りている場合に必要な書類です。
大家さんや管理会社からの承諾を得ることが必要になります。

📌【所在図・配置図とは?】
・所在図:駐車場の場所を地図で示すもの(GoogleマップでOKな場合も)
・配置図:敷地内でどこに停めているかを示す図面
手書きでもOKですが、わかりやすく描くことが大切です。


🟨注意ポイント!

提出書類は地域によって様式が微妙に異なることがあります。
必ず事前に、申請する警察署や都道府県警察のHPで最新版を確認しましょう。

申請の流れと方法

車庫証明の申請は、以下の流れで進みます。
ご自身で行う場合も、行政書士などに依頼する場合も、基本的な流れはほぼ同じです。

  1. 必要書類をそろえる 
    自認書や所在図・配置図など、警察署が指定する書式に記入して準備します。
    不備があると再提出になるため、丁寧に確認しましょう。
  2. 車の使用場所を管轄する警察署に申請
    提出先は、車の使用者の住所を管轄する警察署の交通課になります。
    申請は直接持参が基本ですが、地域によっては郵送や代理申請も可能です。
  3. 審査・保管場所確認(2〜5日程度)
    警察によって保管場所の実地確認が行われます(必ず訪問があるとは限りません)。
    交付までは⏰️3〜5営業日程度です。
  4. 車庫証明の交付
    指定日に警察署へ受け取りに行きます。
    発行された「保管場所証明書」は、車の登録や変更手続きに使用します。

【代理申請について】
多くの地域で、家族や行政書士などの代理人による申請が可能です。
平日忙しくて警察署に行けない方は、代行サービスの活用を検討してみましょう。

かかる費用・手数料の目安

車庫証明の申請にかかる費用は、主に以下の2つに分けられます。


申請手数料(警察署へ支払う費用)
都道府県によって若干異なりますが、一般的には以下のような金額です。

保管場所証明書の交付手数料:2,400円前後

行政書士などへの代行費用(任意)

ご自身で申請が難しい場合は、行政書士に代行依頼することができます。
費用の相場はおおよそ8,000〜15,000円前後です(地域や内容により異なる)。


💡 代行を利用するメリット

  • 書類の不備リスクを減らせる
  • 平日仕事で動けない方でも安心
  • 申請〜受取まで一括サポートしてもらえる

【注意!】
申請手数料は「収入証紙」で納める場合が多く、現金払いができない警察署もあるため、
事前に窓口で支払方法を確認しておきましょう。

提携先と問い合わせ先

車庫証明は、車の使用の本拠(使用場所)を管轄する警察署の交通課で申請を行います。
提出書類や手数料が地域によって異なる場合があるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。


📍【主な地域の申請窓口リンク】

➡︎ その他の地域については、「〇〇県 車庫証明」などで検索して確認しましょう。


📎【申請時のチェックポイント】

  • 書類様式がPDFで配布されていることが多いです
  • 申請時間帯・休日が決まっているので要確認
  • 警察署によって「駐車場の現地確認あり/なし」に差があります

代理申請を行う行政書士事務所では、対象地域の警察署を熟知しているためスムーズです。
時間がない方や不安な方は、まず相談してみるのもおすすめです◎

まとめ&手続きをスムーズに進めるポイント

ここまで、車庫証明の取得についてやさしく解説してきました。
最後にポイントをおさらいしましょう。


車庫証明は「車の保管場所」を証明する大切な手続き
✅ 書類の準備や配置図の作成に少し手間がかかる
✅ 警察署ごとに提出様式・ルールが異なることもある
✅ 不安な場合は行政書士などの専門家への相談がおすすめ


🚗 車庫証明をスムーズに進めるコツ

  • 事前に警察署のHPで最新の様式を確認
  • 配置図はシンプルにわかりやすく
  • 提出から交付までの日数を余裕を持って確保
  • 自力で難しいと感じたら、代行サービスも視野に

💼【お困りの方へ】

行政書士による代行サポートも可能です。
「書類を整える時間がない」「平日動けない」という方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください✨


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